ハリー王子「大きな悲しみ」 公務引退、苦渋の決断語る

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ロンドン=下司佳代子
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 英王室のハリー王子(35)とメーガン妃(38)夫妻が春以降、公務から撤退することについて、ハリー王子が19日、「大きな悲しみ」などと初めて自ら思いを語った。公金を受け取らずに公務を続ける道を探ったが「不可能だった」とし、「他に選択肢はなかった」と説明した。

 英メディアによると、ハリー王子は19日夕、ロンドンで、HIV(エイズウイルス)に感染したアフリカの子らを支援する慈善団体のイベントに出席。そこでスピーチした。団体は王子自ら設立し、出席者は王子を長く知る支援者らだという。

 その際の動画によると、ハリー王子は「王子や公爵としてではなく、ハリーとしての私から真実を聞いてほしい」と切り出した。メーガン妃について「私と同じ価値観を持っており、それは恋に落ちた時と変わらない」と語り、「結婚してから、興奮し、希望に満ち、奉仕しようとした。だから、この結論になったことは、大きな悲しみをもたらす」と話した。「何カ月も話し合いを重ね、何年間も難題に直面」した結果、この決断に至ったもので、「他に選択肢はなかった」と理解を求めた。

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 「私たちの希望は、公的資金

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