将棋の藤井七段と小林七段の対局始まる C級1組順位戦

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佐藤圭司
【動画】将棋の藤井七段、小林裕士七段との対局始まる=佐藤圭司撮影
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 将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(17)が16日、第78期名人戦・C級1組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の8回戦で小林裕士(ひろし)七段(43)と対戦している。今期順位戦で開幕から7連勝中の藤井七段は、一つ上のB級2組への昇級争いの先頭に立っている。本局を含めて残り3局で2勝すれば、他の棋士の勝敗とは関係なく、藤井七段は昇級できる。

 対局は午前10時、大阪市福島区関西将棋会館で始まった。先手番は藤井七段。持ち時間は各6時間。終局は夜になる見通し。

 順位戦は、名人戦の予選にあたる。フリークラスを除いた棋士が上からA級、B級1組、B級2組、C級1組、C級2組という5クラスに分かれ、約10カ月がかりでリーグ戦形式で対局する。昇級を重ね、最上位のA級で優勝した棋士が名人戦の挑戦者になり、名人に七番勝負を挑む仕組みだ。

 今期C級1組には36人の棋士が参戦。それぞれ10局指し、成績上位2人が昇級し、成績下位7人には降級点がつく。C級1組の場合、降級点を2回とると、C級2組へ降級となる。

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 8回戦の全18局のうち、本…

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