京都)東本願寺で「子ども食堂」オープン

大村治郎
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 真宗大谷派(本山・東本願寺京都市下京区)は15日、「ひがしほんがんじ子ども食堂」を同寺境内にある宿泊施設の同朋(どうぼう)会館で始めた。全国から奉仕活動や研修のために訪れる門徒や僧侶が使う施設を地域の子どもたちの食事、遊び、学習のためにも活用しようと企画した。

 この日は親子ら約20人が参加し、ウィンナーソーセージが入ったカレーライスを味わった。子ども食堂を担当する同派研修部次長の玉樹崇(たまきたかし)さん(43)は「同朋会館は災害時の避難施設でもある。この場所を知って、温かい食事をとっていただきたい」と話した。

 同派の子ども食堂は2月5日、3月11日、4月9日、5月12日、7月8日、9月3日、11月4日、12月3日は午後4時半から受け付け、5時半から夕食。8月3、4、5日は午前9時半から受け付け、正午から昼食。食事の前後、子どもたちは寺の職員と遊んだり宿題をしたりする。8月は朝のラジオ体操もある。

 参加費は子どもが100円。大人(大学生以上)も400円で利用できる。問い合わせは同朋会館(075・371・9185)へ。(大村治郎)

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