明石市長、また暴言 新年会で市議に「やめてまえ」

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 兵庫県明石市の泉房穂市長(56)は15日、市内で開かれた新年会の席上、催しの開催をめぐって市議と口論になり、「やめてまえ」と暴言を浴びせていたことを明らかにした。泉市長は昨年1月、市職員に対する暴言が問題化して市長を辞職、出直し選挙で再び当選した経緯がある。

 同日会見した泉市長らによると、市長は13日昼ごろ、市内の公民館であった地域住民らの新年会に招かれて出席。花火大会見物客らが死傷した2001年の歩道橋事故の影響で中止された「市民まつり」再開の可否をめぐり自民系会派の市議と言い争いになった。

 市長は、再開を求める市議に「(事故の)遺族ら関係者がおり、軽々には判断できない」と説明したが、市議がさらに再開の提言書を3月市議会に提出する考えを述べたことに立腹。「やめてまえ」と2回怒鳴り、直後に市議に謝罪して発言を撤回した。市長は「飲酒していたが、酔ってはいなかった」としている。市議は取材に「市長はすぐ我に返ったようだ」と語り、翌14日にも改めて謝罪があったとして「(謝罪を)受け入れる」と話している。

 泉市長は会見で「言動には慎重であるべきなのに、感情的になって不適切な発言をしてしまい、申し訳ない。改めて強い自覚を持って対応していきたい」と話した。

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 「まつり」は01年の事故後…

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