北海道)湿原展望台のバス停「危ない」 市に改善要望へ

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高田誠
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 釧路市湿原展望台(北海道釧路市)は、日本最大の湿原・湿地である釧路湿原を見渡したり、学んだりできる施設だ。市中心部から路線バスで訪れると、幹線道路の脇にあるバス停に降り立つ。展望台は道路を挟んで反対側にあり、車の往来に足がすくみ、道路をこわごわ横断する観光客も少なくない。市民団体は市に改善を求める。

 釧路駅前から鶴居村方面に向かってバスで約40分。北海道道を左側に曲線を描きながら坂を上がると、右側の同市北斗に茶色い湿原展望台がある。バス停は、道路左側のわきに立っている。近くに横断歩道も信号機もない。

 道釧路建設管理部などによれば、湿原展望台前の道路は片側1車線で幅12・5メートル。制限時速は50キロだが、付近は8%の急勾配のため、大型トラックなどの車体がうなりを上げて飛んでくるように感じる。

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