夜回りする猫の遠藤平蔵が心で泣くひとに耳を傾ける人気漫画「夜廻(よまわ)り猫」。作者の深谷かほるさん(57)は、25年前の阪神大震災で被災した神戸の街を歩き、作品を描いた。多くの人の心に傷痕を残した震災。深谷さんに作品に込めた思いや、故郷の福島を襲った東日本大震災についても聴いた。
――阪神大震災が発生した1995年1月17日はどう過ごしていましたか?
東京の自宅でニュースを見て、まさか本当なんだろうかと思いました。高速道路が横倒しになったり、激しい火災の様子だったり、こんな状況は見たことなくて驚きました。
――印象に残っていることはありますか?
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阪神大震災を経験した女性の…
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