「推進力ある」厚底、箱根路も席巻 海外で慎重な意見も

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堀川貴弘
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(2日、箱根駅伝)

 今年の箱根駅伝往路は快記録にわいた。2~5区で区間新記録が生まれ、上位4校が往路記録を更新した。2区の相沢(東洋大)はケニア人留学生モグス(山梨学院大)の記録を超え、3区(21・4キロ)のビンセントにいたってはハーフマラソン(21・0975キロ)に換算すると58分台の世界記録並みのペースだった。

 選手の走力向上はもちろんだが、風がなく、気温もほどほどで絶好のコンディションだった。さらに、目立つのはナイキ社のカーボンプレートが入った厚底シューズを履いた選手の快走だ。この日、区間賞に輝いた選手は全員そのシューズを履いていた。この傾向は昨年末の高校駅伝や前日の全日本実業団対抗駅伝でも見られ、世界のマラソン界を席巻する「厚底」の広がりを印象づける。

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 「厚底」で走った相沢は「確…

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