暮れも押し詰まり、大掃除の時期がやってきた。香川県内で近年、家のコンセントにたまったほこりなどが原因とみられる火災も起きており、注意が必要だ。

　独立行政法人の製品評価技術基盤機構（ＮＩＴＥ）によると、延長コードなどの配線器具にほこりがたまるなどして起きたとみられる事故は、２０１８年度までの５年間で４件。けが人はいなかったが、このうち３件で火災が起きた。

　１８年１月、５０代男性が使っていた複数の電源プラグを差せるマルチタップ付近から出火。原因は特定できなかったが、内部にほこりがたまって漏電し、発火したとみられる。

　１７年８月には、店舗で使っ…