相沢晃、驚異的な区間新 箱根駅伝2区「出し切った」

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堀川貴弘
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(2日、箱根駅伝)

 東洋大相沢晃(4年)が2区(23・1キロ)を1時間5分57秒で走り抜き、チームを14位から7位へ押し上げた。メクボ・モグス(山梨学院大)が持っていた区間記録を7秒更新する驚異的な区間新。

 走り終わった相沢は「自分の走りを出し切ることができた。1時間6分切りは想定していなかった」と話した。6キロ手前から東京国際大のエース伊藤達彦と競り合った。「記録が出たのも伊藤君といっしょに走れたのがひとつの要因です」とも。

 昨年7月のユニバーシアードのハーフマラソンで金メダルを獲得。11月の全日本大学駅伝では3区(11・9キロ)を33分1秒の区間新で走り、11人抜きでチームをトップに押し上げた。3大駅伝では昨年度の全日本からこれで5大会連続で区間賞を獲得して大学生活を締めた。

 往路3連覇と6大会ぶりの総合優勝を狙う東洋大。大会前に相沢は「2区は2年生の時に経験(区間3位)しているのでシミュレーションはできている。ラストの坂は苦しいが、日本選手最高記録(1時間6分45秒=塩尻和也)の更新だけでなく区間記録(1時間6分4秒)にも“1秒を削りだして”近づきたい」と話していた。

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