劣勢に4年「おもろなってきた」 関学大、終盤はね返す

有料記事

大西史恭 吉田純哉
[PR]

 アメリカンフットボールの大学日本一を決める第74回甲子園ボウル(全日本大学選手権決勝)が15日、兵庫県西宮市阪神甲子園球場であり、西日本代表の関学大(関西2位)が東日本代表の早大(関東)を38―28で下し、2年連続30度目の優勝を飾った。

 関学大は1点を追って第4クオーター(Q)を迎えた。劣勢にも、関学大WR阿部拓(4年)は「おもろなってきたな」と仲間に言ったという。攻撃リーダーのOL村田(4年)も「守るな。攻め気でやろ」。4年生の鼓舞で奮い立ったチームは、終盤に逆転TDラン。そしてFGで突き放した。

 関学大を28年間率いてきた鳥内監督が今季限りで退任する。選手には「負けさせるわけにはいかない」という重圧はあったが、守備リーダーのLB大竹(4年)は「正直、監督のために、ということを考える余裕もなかった。関学の4年としてどうするのか。それが一番でした」と明かす。

ここから続き

 練習では監督に「甘い。本気…

この記事は有料記事です。残り815文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら