英総選挙、保守党が過半数超の勢い 1月末にEU離脱か

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ロンドン=下司佳代子
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 英国の下院総選挙(定数650)は12日午後10時(日本時間13日午前7時)に投票が締め切られ、開票が始まった。英BBCによると、ジョンソン首相の保守党が大幅に議席を伸ばし、過半数を確保する勢いだ。そうなれば同党の公約通り、英国が2020年1月末に欧州連合(EU)から離脱する可能性が高い。

 英BBCが出口調査をもとに投票終了直後に伝えた予測によると、保守党が改選前の298議席から勢力を伸ばし、368議席を獲得する見通しだ。この通りになれば、保守党が単独で過半数(326議席)を確保し、政権の方針に沿った離脱の実現に向け、議会での承認が得られる見通しとなった。

 労働党は改選前の243議席から191議席に、自民党は21議席から13議席に、後退する見通し。地域政党スコットランド民族党(SNP)は35議席から55議席に躍進すると予測されている。

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