米配車大手ウーバー・テクノロジーズは5日、米国内で2018年の1年間に同社が提供した約13億回の乗車で、3045件の性的暴行が報告されたと発表した。
報告書によると、レイプなど最も重い被害が235件、同意のない性的部位へのキスが376件、体への接触が1560件など。ウーバーは17年に比べ、被害率は16%低下したとしている。
また、事故による死者は18年に9人、17年に10人で、うち8人が乗客、7人が運転手、4人は通行人などだったとしている。
ウーバーをめぐっては、安全性を疑問視する声が各地で上がっている。ロンドン交通局は先月25日、ウーバーのロンドン法人に対する営業許可の更新を拒否。ロンドンでウーバー運転手は登録制だが、アプリでは写真を別人と差し替えることが可能で、実際に約1万4千件で別人が運転していたとされる。中には交通局が以前に登録を取り消した運転手もいたという。
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ウーバーは世界約70カ国で…
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