五輪開会式、入場は50音順で調整 米が終盤には事情も

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伊木緑 荒ちひろ 遠田寛生
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 2020年東京五輪の開会式の選手団入場の順番が、国・地域名の50音順とする方向で調整されていることがわかった。ただし、最終盤は今後を含めた開催都市を目立たせるため、米国(28年ロサンゼルス)、フランス(24年パリ)、日本の順番となる。日本で行われた過去3度の五輪は英語のアルファベット順を採用しており、50音順なら日本の大会では初となる。

 国際オリンピック委員会(IOC)は3日の理事会で、東京五輪開会式での入場行進の順番変更を承認。ギリシャで始まり、2番目は16年リオデジャネイロ大会で終盤だった難民チームが続く。

 入場の順番を巡っては、IOCがかつて五輪憲章で「開催国の言語でアルファベット順。ただしギリシャは先頭、開催国は最後尾」と定めていた。IOCは現在、開催国の言語を勧めており、2000年代の開会式ではすべて開催国の言語が用いられてきた。

 東京大会でも50音順の採用…

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