(1日、女子ゴルフ最終戦 LPGAツアー選手権リコー杯)

 渋野は10番で負けを悟った。難易度が低く、スコアを伸ばしたい中盤だった。9番ではバンカーからの脱出に2打を要してパー。10番で3メートルのバーディーパットを外し、「あ、今日は終わったな、と」。一時は首位と1打差に迫りながら、優勝の好機を逃した。

 今季最後の18番は「スマイリング・シンデレラ」と称される笑顔が絶えなかった。ティーショットで満面の笑み。バーディーパットを沈め、また笑顔が広がった。「悔いはない。本当にこの1年は、すごい財産」

 ツアー本格参戦1年目で夏の全…

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