プライバシー侵害じゃない、おせっかいだ――。こういって住民の孤立を防ごうと取り組んでいる人がいる。そのための道具が、おせっかいの力をビジュアル化した「支え合いマップ」だという。マップをどう作り、どう活用しているのか。その現場を訪ねた。
愛知県中央部にある安城市。同市城南町の町内会事務所に3月下旬、自治会関係者や住民ら10人ほどが集まった。机の上には、約50世帯が暮らす区画の地図の拡大コピー。その地図を前に、こんなやり取りが交わされていた。
「ここの人、片目が見えんて。料理できなくて買って食べてると聞いたよ」
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「あそこの奥さんはゴミも出…
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