サッカーJ1で優勝争いを演じるFC東京。守備の要として活躍する元日本代表DF森重真人選手(32)に刺激を受けるのが、ビーチサッカー選手でFC東京が運営するビーチサッカー教室のコーチも務める弟瑞紀さん(27)だ。互いの歩みをどう見ているのか、そして悲願の初優勝へと突き進むクラブへの思いとは? 対談で聞いた。
――瑞紀さんのこれまでの経歴を教えてください。
瑞紀 うちは3兄弟。2人の兄の影響で広島に住んでいた小さい時からサッカーをやっていました。高校は(次兄の)真人と同じ広島皆実。プロを目指しましたが、中央大を卒業した後もかなえられず、鉄鋼商社に就職しました。そこで趣味でビーチサッカーを始めたのですが、中途半端にしたくなくて。やるなら日本代表を目指したい。この世界だったら、兄貴と同じ(代表の)ユニホームを着られるかもしれない。そう思って、昨年初め、会社を辞めてビーチサッカーチーム(東京レキオス)に入団して、9月の親善試合で日本代表に選ばれました。
――森重選手は瑞紀さんの決断をどう見ましたか?
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真人 サラリーマンもいいけ…
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