岡山)アパートを避難所に 真備の被災者、高齢者守る
華野優気
昨年の西日本豪雨で51人(災害関連死を除く)が犠牲になった倉敷市真備町地区。お年寄りらが逃げ遅れて、自宅で亡くなるケースが相次いだ。「避難機能」がついた共同住宅があれば命を救えたのでは――。被災者の発想から、新たなアパート作りが進んでいる。
真備のアパート改修へ
計画の中心となっているのは津田由起子さん(55)。自宅で暮らす高齢者を訪問・通所サービスなどで支える小規模多機能ホーム「ぶどうの家真備」の代表を務める。約30人の利用者がいたホームは浸水し全壊。ホームを再建し、今年3月に再開させた。
ここから続き
豪雨直後から、津田さんは職…
【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら