JR原宿駅の駅舎、五輪後に解体へ 都内最古の木造駅舎

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細沢礼輝

 JR山手線原宿駅(東京都渋谷区)の大正期に建設された駅舎が取り壊されることになった。JR東日本が19日発表した。

 JR東は東京五輪・パラリンピックに向けて駅の建て替え工事を進めている。解体後には、現駅舎のデザインを再現した建物を建てる予定という。

 現駅舎は1924(大正13)年に完成し、都内に現存する最古の木造駅舎とされる。欧風のデザインで、屋根の上に乗る小さな尖塔(せんとう)が印象的だ。JR東は2016年、隣接地に新駅舎を建て替える計画を発表した。それ以来、地元などから駅舎の保存を求める声が相次いでいた。

 JR東は「駅周辺は防火地域…

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