在韓米軍駐留費、交渉まとまらず 会見で互いに非難

有料記事

ソウル=武田肇
[PR]

 2020年の在韓米軍駐留経費をめぐる米韓協議が19日、ソウルで開かれたが、意見の隔たりが埋まらないまま約1時間で終了した。終了後、米韓の交渉代表者が別々に記者会見して相手側の責任と非難した。駐留経費の大幅負担増を求めるトランプ米大統領に韓国側は反発し、協議はこれまでも難航してきたが、仕切り直しとなる異例の事態になった。

 会談終了後に記者会見した韓国外交省の鄭恩甫(チョンウンボ)交渉代表は「米国の提案と我々の姿勢には相当な開きがあった」と述べ、米側が先に席を立ったと説明した。

 これに対し、米側のディハート交渉代表は「韓国の提案は、公正で公平な負担に関する我々の要求と合致しなかった」と述べ、この日の協議は打ち切らざるを得なかったと主張した。

ここから続き

 20年の在韓米軍駐留経費を…

この記事は有料記事です。残り160文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら