戸建て住まい、少し太った? 同期が見たゴーン氏の今

有料記事ゴーン前会長

笠井哲也
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 日産自動車前会長のカルロス・ゴーン東京地検特捜部が電撃的に逮捕してから19日で1年になる。来年4月にも始まる初公判を前に、ゴーンはどんな日々を過ごしているのか。仏タイヤ大手ミシュランに24歳で同期入社した40年来の旧友のフィリップが、朝日新聞の取材に近況を明かした。

 フィリップは10月中旬にフランスから来日し、都内のゴーンの住まいを訪ねた。2月中旬に東京・小菅の東京拘置所で面会して以来の再会だった。

 ゴーンは3月、住居を都内のマンションに制限することなどを条件にいったん保釈されたが、手狭で不便だと訴えていたとされる。4月に再逮捕され、再保釈後に東京地裁の許可を得て都内の一戸建てに住まいを移した。フィリップによれば、3部屋の寝室がある住居は数人の親戚や友人を招くには十分の広さがあるという。

 ゴーンはズボンにシャツというカジュアルな装いで出迎えた。8カ月ぶりに会ったゴーンは少し太っていた。「この1年、彼が過ごしてきた環境を考えると、良い体調にあるように見えた」。ゴーンのもとには姉や娘が定期的に訪れ、温かい食事を用意している。100日超にわたる長期勾留で衰えた体力を取り戻すため、日ごろからジムに通い、エクササイズに励んでいるという。

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 フィリップは1週間ほど滞在…

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