鹿児島)韓国からの宿泊客、前年同月比64・7%減

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井東礁

 今年9月に韓国から県内に訪れた宿泊客数は延べ1487人で、前年同月と比べ64・7%減っていたことが、県のまとめでわかった。台風被害に加え、日韓関係の悪化が影響したとみられ、県は国内外からの観光客誘致に向けた取り組みを進めている。

 県によると、調査対象となっている県内のホテル・旅館77施設の今年9月の宿泊客数は、延べ24万3238人で前年同月比11・9%減少。うち外国人は2万4056人で、同7・9%減だった。9月に千葉県を直撃した台風15号や、九州北部に接近した台風17号が影響したとみられる。

 韓国からの宿泊客数の減少は顕著で、9月は同64・7%減と8月の同49%減を上回った。元徴用工問題などで日韓関係が悪化したことが影響したとみられ、韓国と鹿児島を結ぶ便を運航する航空会社も相次いで運休や減便を決定した。

 大韓航空は、鹿児島―ソウル…

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