桜を見る会の動画、世耕氏が「招待枠」発言 自ら釈明

有料記事

鬼原民幸
[PR]

 首相官邸のホームページで公開されている「桜を見る会」の動画に、世耕弘成参院幹事長が自らの「招待枠」の存在に言及としたと受け取られかねない発言が残っている。招待者の選定基準の不透明さへの批判が高まる中で、世耕氏は釈明に追われた。

 動画は、2017年の桜を見る会を紹介するもので、約18分間。安倍晋三首相が当時、経済産業相だった世耕氏の周りにいる人たちについて「ひまわり会?」と尋ねると、世耕氏が「ひまわり会。(官房)副長官じゃなくなったから招待枠が」と答えている場面がある。

 世耕氏によると、「ひまわり会」は、自身を支援する地元・和歌山県の女性支援者の団体という。世耕氏は15日の記者会見で、「ひまわり会」のメンバーが招待された経緯については、「地域で頑張っている人たちを、私のお付き合いの範囲の中から事務所が推薦した」と説明。推薦者の選定作業への自らの関与について「事務的にやってもらっている」と否定した。

ここから続き

 動画の「招待枠」という発言…

この記事は有料記事です。残り167文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません