茨城)常総水害の教訓生きた 台風19号、連携が機能

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鹿野幹男 庄司直樹
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 4年前に起きた常総水害では、常総市災害対策本部がうまく機能せず、避難の呼びかけが後手に回った。台風19号では、一つの部屋に市と関係機関の職員が集まって情報共有するなど、教訓を生かした行動ができたという。

 「水位が上昇する見込み。落ち着いて避難行動をおねがいします」

 台風19号が県内を通過し、鬼怒川の水位が上昇していた10月13日午前3時43分、常総市の神達岳志市長は自身のフェイスブックに書き込んだ。すでに避難勧告を発令していた流域の住民らに避難を促すためだ。

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 市長に鬼怒川の情報を伝えた…

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