「NATOは脳死状態」マクロン大統領 加盟国は反発

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パリ=疋田多揚
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 フランスのマクロン大統領は、7日に英誌エコノミスト(電子版)に掲載されたインタビューで、世界最大の軍事同盟である北大西洋条約機構NATO)について、「脳死状態だ」と語った。統制が取れていないことを指摘したものだが、加盟国から反発を招いている。

 マクロン氏は、NATO加盟国の米国について「中東への関与を減らし、米大陸と中国(だけ)を見るようになった」と指摘。トランプ米大統領についても「欧州と考えを共有しない初めての米国大統領だ」などと評し、「戦略的決定で米国と加盟国の間に協調が全くない」と批判した。

 加盟国のトルコについても、少数民族クルド人の武装組織をシリア北西部で越境攻撃したことを念頭に「協調性がない」と指摘した。

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 AFP通信によると、ドイツ

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