栃木県議会の喫煙室、存続へ 青森県議会は喫煙室廃止
池田拓哉
栃木県議会棟の喫煙室が来春以降も存続することが7日、複数の関係者の話でわかった。6カ所の喫煙室を1~2カ所に減らし、廊下に漏れる煙の量が少なくなるよう改良工事をするものの、県は県庁舎の敷地内にある県議会棟だけは分煙を認めることになる。
県議会の各会派が近く議論し、存続で決着する見通し。ある会派の幹部は「わざわざ遠いところでたばこを吸うのは時間の無駄との声もある」と言い放つ。
県は県議会と同じように分煙を実施する飲食店などの民間施設に対し、屋内の全面禁煙の実施を求めているが、自らが管理する県議会棟では分煙を認める。
7月の改正健康増進法の施行…