群馬)英語民間入試の突然の見送り 県内に戸惑いも

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丹野宗丈
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 いまの高校2年生が受験する予定だった大学入学共通テストで、英語の民間試験の活用が突然、見送られた。県内の高校教諭らからは、戸惑いの声があがった。

 見送りが表明された1日は、受験に必要な「共通ID」の申し込み開始日だった。前橋市の県立高校では、前日まで教員が申請書類のチェックに追われていた。ある教頭は「かなり時間がかかったのに……。生徒も混乱しているだろう」と話す。前橋市の公立高校は、2年前から生徒や保護者に新入試の説明などをしてきた。ある進路指導の教諭は「時間を返せと言いたくなる」。

 高崎市の予備校は、高校3年生に志望レベルを下げるよう提言していたという。浪人すると入試制度が変わり、対応が難しくなるためだ。すでに2年生向けの入試カリキュラムも準備していたが、担当者は「本部の指示を待つしかない」と口を濁した。

 高崎市の県立高校でも、浪人…

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