格安航空会社（ＬＣＣ）の香港エクスプレスは来年３月２８日まで、高松―香港便を１便増やして週５便にする。訪日外国人数の伸びに対応し、３１日からこれまでなかった木曜に１往復増便する。

　香港線は２０１６年に定期運航が始まり、月、水、金、日曜に各１往復ずつ運航している。高松空港などによると、瀬戸内国際芸術祭などを目当てに香港から訪れる観光客が多く、就航以来、延べ２０万人以上が利用した。今年も座席の９割近くが埋まる状況を保っているという。

　２７日、増便の記念セレモニーが高松空港で開かれた。小幡義樹・高松空港社長は「香港線は空港にとってなくてはならない人気路線」と評価した。木曜に増便した点については、「高松から香港へ行く人も週末を香港で過ごしやすい」と話している。（木下広大）…