宮城)原発、揺れる住民 町議選前に女川を歩く

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徳島慎也 志村英司 山本逸生
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 宮城県女川町の「塚浜」は、女川原子力発電所に最も近い集落だ。9月末現在で41世帯、88人が住む。建設の浮上から半世紀以上にわたり、原発と深くかかわってきた。現職8人、新顔6人の計14人が立候補した町議選(定数12)が告示された22日、記者が歩いた。

 「女川原発の再稼働に反対し、原発の危険から住民の命と財産を守る」

 この日午後、新顔候補は塚浜を訪れ、横殴りの雨のなかでマイクを握った。

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 海をはさんでわずか1キロほ…

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