大阪市管理のページがアダルトサイトに ドメイン切れで

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 大阪港開港記念のウェブサイトの一部が、アダルトサイトに――。大阪市は4日、市が管理していたサイトの一部が公序良俗に反する内容に置き換えられていたと発表した。インターネット上の住所に当たるサイトのドメインの権利が切れ、第三者に渡っていたことが原因という。

 市港湾局によると、問題となったのは2017年度に実施した「大阪港開港150年記念事業」の特設サイト。当初は事業に携わった企業が委託するIT関連会社が管理していたが、今年4月に市が引き継いだ。大部分は市のサイトに移したが、一部は150年記念事業サイトのドメインに残っていた。ドメインの権利が6月に失効したため、第三者が取得し、ドメイン上に残っていたページを置き換えたとみられるという。

 市は1日に府立図書館から指摘を受けるまで把握していなかった。2日までに市のサイト内の同事業に関するページを停止し、リンクも全て削除した。現在は市ホームページからは閲覧できないという。

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