トリエンナーレ補助金の審査委員が辞意「審査意味ない」

有料記事トリエンナーレを考える

千葉恵理子
[PR]

 文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」への補助金全額不交付を決めた問題で、補助金採択についての審査委員会の委員を務めていた、野田邦弘・鳥取大特命教授が2日、文化庁に辞意を伝えたことがわかった。野田さんは「一度審査委員を入れて採択を決めたものを、後から不交付とするのでは審査の意味がない」と話している。

 野田さんによると、審査委員に補助金不交付の連絡があったのは、文化庁が9月26日に発表した後。事前の連絡はなかったという。

 野田さんは「『実現可能な内…

この記事は有料記事です。残り229文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

あいちトリエンナーレを考える

あいちトリエンナーレを考える

「表現の不自由展・その後」が一時中止されました。今も残る影響と、今後を考えるための視点を紹介します。[もっと見る]