パナソニック、中国に旗艦店 ネット時代に逆張り戦略

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杭州=福田直之 聞き手・福田直之
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 パナソニックが1日、中国・杭州市に旗艦店「パナソニックセンター杭州」を開いた。中国ではネット通販で家電を買う人が多く、あえて製品を体験する売り場を設けて「松下」ブランドの再興を目指す。杭州はネット通販大手アリババ集団の本拠地でもある。「逆張り」戦略は成功するか。

 中国有数の景勝地・西湖近くの目抜き通り。中国各地からやってきた観光客が行き交う場所に、2階建て約1千平方メートルの店をつくった。パナソニックがショールーム機能を兼ね備えた直営の旗艦店を構えるのは中国ではここだけ。美容家電や調理機器、歩行補助機や物を持ったときに体の負担を軽減する装置といった介護用品などを展示。いずれもネット通販で味わえない体験が購入のきっかけになるもので、市場の伸びも大きい。

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 パナソニックが得意とするド…

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