横浜で見た注目の一戦 封鎖は限定的、街の良さ楽しめた
魔法のやかん
21日に横浜国際総合競技場で行われたラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会のニュージーランド―南アフリカ戦。1次リーグ注目の対戦は、スタジアムをほぼ満員にする観客6万3649人を集めた。午後6時45分の試合開始の1時間ほど前にJR新横浜駅からスタジアムまで歩いたが、驚くほどスムーズに動けた。
確かに大勢の人で一部は混雑していた。普段は通れる道が一部封鎖されていたが、それも会場周辺だけだった。会場に到着してからの荷物のセキュリティーチェックも、スムーズに通過できた。
まだ1会場しか足を運んでいないので、一概には言えないが、今大会の警備態勢はサッカーのW杯などと比べて仰々しくないと感じた。
2014年のソチ五輪開幕前、ロシア国内でテロが相次いだ。そうした背景があり、昨年のサッカー男子のW杯ロシア大会では、テロを懸念し、バスやトラックなどの一部の大型車両は、許可がないと開催都市にも入れない規制が敷かれた。日本がコロンビアと対戦した1次リーグ初戦のサランスクには、ものものしいほどのバリケードがあった。町はほぼ全体が封鎖され、多くの店も営業していなかった。
日本が決勝トーナメント1回戦を戦ったロストフナドヌーにも街中に多くのバリケードが設けられ、移動が簡単ではなかった。
今回のラグビーW杯期間中の訪日外国人観光客数は約40万人と見込まれる。こうした国際大会において、安全上、一定地域を封鎖することはやむを得ないだろう。
ただ、あまりに封鎖する地域…
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