米国防総省「サウジの結論待つ」石油施設攻撃に慎重姿勢

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渡辺丘=ワシントン 高野裕介
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 サウジアラビアの石油施設が攻撃された問題で、米国防総省のホフマン報道官は19日の記者会見で「我々がサウジの結論より先走ることはない」と述べ、サウジの検証結果より先に米国が単独で判断を示すことはないと明言した。米国はイランが攻撃に関与したとの見方を強めているが、両国間の緊張が高まる中で断定には慎重な姿勢を示した形だ。

 石油施設への攻撃を巡っては、米国の調査チームも現地で活動している。ホフマン氏は「あらゆる兆候はイランが何らかの形で攻撃に責任を持つことを示す。(攻撃主体の)特定に強い自信がある」としつつも、「サウジへの攻撃であり、我々はサウジの調査を支援している」との立場を強調するにとどめた。

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 イランのザリフ外相は19日…

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