複雑な消費増税のポイント還元策 時期も方法もさまざま

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伊藤弘毅
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 10月の消費増税にあわせて始まる、キャッシュレス決済によるポイント還元策。中小店舗で税込み価格の5%、大手チェーンのフランチャイズ(FC)店で2%分の現金に相当するポイントが戻ってくるが、どのお店が対象かどうかだけでなく、いつ、どんな形で還元されるかも複雑だ。

 国のこの制度に参加が認められた決済業者は、8月末時点で計887社。いずれも自社で消費者にポイントを付与する制度を持ち、政府はこれを使って還元することを想定している。

 ただ、レジで支払額からポイント分をすぐに差し引く「実質値引き」を採り入れるところも多い。スマートフォン決済の「LINE Pay(ラインペイ)」は、QRコードで決済すると1ポイント=1円を、支払ったその場で決済額から差し引く。

 スマホのQRコード決済は…

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