よだれ研究の渡部氏、歯で見抜く虐待のサイン

有料記事

文・写真 小林舞子
[PR]

 人々を笑わせ、考えさせる研究に贈られるイグ・ノーベル賞に、今年も日本人の受賞者が誕生した。明海大教授で小児歯科医の渡部茂さん(68)。自分の息子ら幼児たちに食べ物をかんでは出させる実験などを行い、4年がかりでまとめた。その研究の狙いは。

 親なら誰もが手を焼く子どもの「よだれ」。その量を初めて正確に測った親として、人を笑わせ、考えさせる研究に贈られるイグ・ノーベル賞を受けた。

 息子ら5歳の幼稚園児30人…

この記事は有料記事です。残り476文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません