国土地理院が今年、13年ぶりに新しい地図記号「自然災害伝承碑」を導入しました。電子版の地図で先行して使われてきましたが、9月から全国をカバーする詳しい2万5千分の1の地図に登場していきます。
今回の新記号の導入は、昨年7月の西日本豪雨がきっかけです。過去の災害を伝える石碑があったのに、住民の多くはその内容を知らず、教訓が生かされなかった被災地がありました。国土地理院は地域防災に役立てようと、全国の自然災害伝承碑の位置や内容を自治体と連携して集め、地図で公開することにしました。
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新しい記号は、従来の「記念…