苦境の竹下派、ポスト安倍目指す2人 主導権争いに火花
大久保貴裕
自民党竹下派(平成研究会、53人)の研修会が25~26日、長野県軽井沢町であった。かつて権勢をふるった同派も昨秋の党総裁選では結束が乱れ、竹下亘会長は病気療養が続く。吉田博美・前党参院幹事長も引退し、派内では主導権争いの火花が散る。
25日の研修会には約40人が参加。インターネット選挙のあり方などについて勉強した。幹部あいさつでは竹下氏に代わり、前会長の額賀福志郎・元財務相が「9月は党内の人事、内閣改造があると言われている。平成研の存在感を示したい」と呼びかけた。
竹下派の源流は1987年に…