台風の大きさや強さとは? 昔は気圧で分類したけど…

有料記事

川田俊男
写真・図版
[PR]

ののちゃんのDO科学

「台風の大きさや強さの分け方は?」

沖縄県・呉我あい子さん(62)からの質問

ののちゃんのDO科学

ののちゃんは、朝日新聞に連載されている漫画の主人公で、小学3年生。学級担任の藤原先生を相手に、身の回りの不思議を質問します。聞いてほしい疑問はこちらへ。<br>science@asahi.comメールする

 ののちゃん 天気予報で「大型で非常に強い台風」と言っていたよ。どんな違いがあるのかな?

 藤原先生 南の海でできた「熱帯低気圧」のなかで、最大風速が毎秒約17メートル以上になったものが台風。最大風速や、強い風が吹く範囲で、大きさと強さの表現を分けているよ。

 のの 大きさはどう分けるの?

 先生 風速が15メートル以上ある「強風域」の広さで決まるよ。風速15メートルとは、風に向かって歩けないぐらいの強さ。この強い風の範囲が半径800キロ以上あると「超大型(非常に大きい)」だね。本州、四国、九州がみんな入るぐらい広い。500キロ以上で800キロ未満なら「大型(大きい)」だよ。

 のの じゃ、強さは?

 先生 最大風速が毎秒33メ…

この記事は有料記事です。残り865文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら