島根)ワイナリーと連携 美郷町がリゾートタウン構想

有料記事

杉山高志
[PR]

 島根県美郷町は、老朽化で建て替え予定の町有宿泊施設「潮温泉大和荘」の指定管理者にワイン製造販売の「石見ワイナリー」(大田市)を選んだと発表した。今後、同社と連携し、旧JR三江線トンネル跡地や町を代表するレジャー施設「ゴールデンユートピアおおち」なども活用した新たな町おこしを進めたい考えだ。

 石見ワイナリーは、大田市の三瓶山東の原に醸造施設を持ち、地元産ブドウを使ったワイン造りを手がける。町と同社が19日発表した「ワイナリー・リゾート・タウン構想」によると、大和荘を建て替え、「石見ワイナリーホテル大和」(仮称)として、同構想の中核に据える。鉄筋コンクリート3階建ての26室。レストランや露天風呂を備える。今秋に建設工事の入札を行い、2020年秋に完成。21年始めにオープンの予定だ。

 江の川の風景や星空を満喫しながら本格的なイタリア料理が味わえるほか、ワイナリー直営ホテルならではの収穫や醸造体験も楽しめる滞在型リゾートホテルとして再出発する。

ここから続き

 また、ワイン製造のノウハウ…

この記事は有料記事です。残り347文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら