京都)「なんだこりゃ」な特別展 福知山

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横山健彦
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 丹波地方の寺社に伝わる伝来品や発掘調査の出土品などを展示した特別展「なんだこりゃ!? ミュージアム」が、京都府福知山市大江町の日本の鬼の交流博物館で9月1日まで開かれている。同市や綾部市兵庫県丹波市の寺社が所蔵する珍しい伝来品や発掘品計26点を見ることができる。地域の歴史を再発見してもらおうと同館が企画した。

 展示の目玉の一つは、屋根の棟端に飾りとして置かれた、高津八幡宮(綾部市)の約90センチ四方ある木製の鬼板一対。鬼瓦の代わりに使われた珍しいもので、7年前に同神社本殿床下から見つかったという。

 大原神社(福知山市三和町)に伝わる宝物「大蛇の髭(ひげ)」は、退治された妖怪に化けた蛇が残したものとされ、特別展には神社に残る由緒書と「大蛇の髭」の写真パネルが並ぶ。長さ約1・4メートル、基の部分が太さ3センチほどで先になるほど細くなり、竜の髭に似ているといわれる。会場には、同神社のものと似ている清園(せいおん)寺(同市大江町)所蔵の「大蛇の髭」(長さ70センチ)も展示されている。

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