9秒台小池、躍進支えた臼井コーチの異色の経歴と指導法

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堀川貴弘
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陸上の小池祐貴(住友電工)が、ロンドンで行われたダイヤモンドリーグで、日本選手で3人目となる9秒台突入を果たした。男子100メートル決勝で、9秒98(追い風0・5メートル)をマークして4位に入った。

 小池の大躍進の背景には臼井淳一コーチ(61)の指導がある。低迷していた慶大時代、小池は横浜・日吉のカフェで指導を頼み込んだ。「全カレ(日本学生対校選手権)で勝ちたい」

 順大出身の臼井コーチは走り幅跳びの元日本記録保持者で、1984年ロサンゼルス五輪で7位に入賞した名選手。引退後は陸上界と距離を置いていた。

 たまたま、慶大の陸上競技場…

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