ドイツのメルケル首相は19日、ベルリンで開いた夏休み前の恒例の記者会見で、トランプ米大統領が野党の女性議員に「もともといた国に帰ったら」などと述べた問題について問われ、「米国の強さと矛盾する」と批判した。攻撃された女性議員に対しては「連帯意識を持つ」と語った。
メルケル氏は「異なる国籍の人たちが米国の強さに貢献してきた。(トランプ氏の発言は)私が持っているこの確固たる印象に強く反するものだ」と述べた。
トランプ氏は14日、自身の移民政策に批判的なソマリア出身のオマール氏ら4人の女性下院議員を念頭に「もともといた国に帰り、犯罪まみれの国を立て直すのを手伝ったらどうか」などとツイートしていた。
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メルケル氏は2015年以降…
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