急増するクライミングジム 自力で壁登る達成感

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大川洋輔
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 大小様々な突起物に手や足をかけ、壁を登る「スポーツクライミング」のジムをよく見かけるようになった。日本山岳・スポーツクライミング協会によると、全国にあるジムの数は2017年で476と08年の約5倍にも増えている。人気の背景にあるものは。

 クライミング専門誌「ROCK&SNOW」(山と渓谷社)の編集部によると、90年代までは岩登りの愛好家の練習場として、全国でも30ほどしか施設がなかった。しかし、その後は天候に左右されずにエクササイズが楽しめることや、遠くへ出かける必要がないこと手軽さから新しく始める人が増えていったという。壁やマットを設置するだけで開設コストが安いこともあり、ショッピングモールなどにもできるなど全国的に普及した。「一人でもできる点も、今の『個の時代』に合っているのでしょう」

 記者も昨年7月にオープンし…

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