米国との緊張が高まる中、イランのザリフ外相は18日、ニューヨークの国連本部でグテーレス事務総長と会談した。イラン外交筋によると、ザリフ氏やイラン代表部の外交官がビザを発給する米国から厳しい移動制限を受けているといい、是正を求めたという。
ザリフ氏は14~19日にニューヨークに滞在。だが、マンハッタン島内では、国連本部とイラン代表部、大使公邸の3カ所の間しか動けないよう米国から求められた。ロイター通信によると、この制限は12日からイラン代表部の外交官や家族にも適用されている。
ザリフ氏は17日、国連本部で報道陣に「友好的な行動でないことは確かで、代表部や家族を非人道的な条件下に押しやるものだ」と非難。持続可能な開発目標(SDGs)に関する会合では米国の経済制裁について「違法かつ越権的だ」とし、SDGs達成の脅威になっていると述べた。
一方、ポンペオ米国務長官は…
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