藤井七段、17歳最初の対局 竜王戦で豊島名人と対戦

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佐藤圭司
【動画】将棋・竜王戦の決勝トーナメント準々決勝で、藤井七段と豊島名人との対局始まる=佐藤圭司撮影
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 将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(17)が23日、第32期竜王戦読売新聞社主催)の決勝トーナメント(本戦)準々決勝で、豊島将之(とよしままさゆき)名人(29)=王位と合わせて二冠=と対局している。19日に誕生日を迎えた藤井七段にとって、17歳になって最初の公式戦。これに勝ち、さらに3勝すれば、広瀬章人(あきひと)竜王(32)への挑戦権を獲得する。

 将棋界に八つあるタイトル戦のうち、2019年度に藤井七段が挑戦する可能性が残っているのは竜王戦と王将戦の二つ。藤井七段のタイトル戦初登場がなるかどうか注目される。

 対局は定刻の午前10時、大阪市福島区関西将棋会館で始まった。振り駒の結果、先手番は藤井七段と決まった。持ち時間は各5時間。終局は夜になる見通し。

 豊島名人は愛知県一宮市出身。藤井七段は同県瀬戸市出身・在住。愛知県にゆかりがあるスター棋士同士の対戦だ。

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 日本将棋連盟によると、藤井…

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