海外の取引先工場 労働環境どう改善 ファストリの場合

有料記事

編集委員・沢路毅彦
[PR]

 グローバル企業に対し、世界各地に散らばる取引先の工場の劣悪な労働環境の責任を問う動きが近年強まっています。重大な問題が発覚すれば自社のブランド価値が傷つきかねないだけに、企業は対応に追われています。こうした事態を避けるため、今年創立100周年を迎えた国際労働機関(ILO)による労働環境改善のプログラムに参加する企業が増えていて、ユニクロを展開するファーストリテイリングもその一つです。(編集委員・沢路毅彦)

「声聞いて」ファストリに訴え

 「ユニクロは私たちの労働環境に責任がある。柳井(正)社長、東京で会ってください」

 昨年10月、インドネシアか…

この記事は有料記事です。残り1825文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら