街の交番、笑顔で守る元プロ投手 トライアウト縁に転身

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滝口信之
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 甲子園やプロ野球・横浜ベイスターズで活躍した大田阿斗里(あとり)さん(29)が警視庁武蔵野署地域課の巡査として、新たな一歩を踏み出している。日々、地域の安全のため、管内の交番に立ち、業務に励んでいる。

 多くの人が行き交う東京都武蔵野市吉祥寺駅東口交番。交番前に立っていた大田さんは、通行人に道を尋ねられると、地図を使いながら案内していた。「ありがとう」と声を掛けられると、笑顔で返した。

 大田さんが意識しているのは、当事者の気持ちに寄り添って話を聞くことだ。「事件や事故の当事者になること自体、その人にとっては大きな出来事。道案内も含め、一人ひとりに誠実に対応していきたい」と話す。

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 沖縄県西原町の出身。3歳か…

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