千葉)行政機関は敷地内禁煙 千葉市の区役所は全面禁煙

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寺崎省子 多田晃子
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 望まない受動喫煙の防止を強化する改正健康増進法が1日から一部施行され、千葉県庁や市役所、警察などの行政機関は「敷地内禁煙」となった。建物内は禁煙。例外的に屋外に喫煙所を設ける場合は、喫煙区域を掲示するなどの措置が必要だ。国より厳しい千葉市受動喫煙防止条例の施行を来春に控え、屋外の喫煙所を設けない動きも出ている。

 千葉市では、市役所本庁舎や市立病院、市立学校などが昨年春から、建物内禁煙で、敷地内に屋外の喫煙所も設けない「全面禁煙」を実施済み。1日から、6区役所と保健福祉センターも全面禁煙とした。

 中央区役所は5月、中央保健福祉センターが入る官民複合施設「きぼーる」=中央区中央4丁目=に移転。複合施設は、行政機関の部分は「第1種施設」となる。これまでは中央保健福祉センターと区役所の喫煙所はビル11階の中庭で、水を入れた金属製のバケツを置いていた。1日から喫煙所は閉鎖し出入り口のドアは終日施錠とした。

 千葉県庁は屋内はすでに禁煙…

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