鳥取)両足を切断した長谷川奨君 憧れはスパイダーマン

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ライター・田中泰子
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 東京五輪の正式種目になり注目度が増すスポーツクライミング。健常者と障害者が一緒に楽しめるのも魅力の一つだ。

 鳥取市立美保南小6年の長谷川奨(たすく)君(11)は生まれつき腰椎(ようつい)がなく2歳から車椅子生活を始め、小学3年のときに両足を切断した。

 クライミングを始めたのは義足で歩くリハビリでお世話になっている理学療法士に「いろんなことにチャレンジしてみよう」と勧められたのがきっかけ。3月末に初めて、クライミングの壁がある県民体育館(鳥取市布勢)を訪れた。

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