太平洋戦争末期の1945年7月17、24日の2日間で計657人が犠牲になったとされる桑名空襲から今年で74年。高齢化する遺族の証言を語り継ごうと、三重県桑名市の「劇団すがお」が7月に空襲体験を題材にした公演を開く。
タイトルは「桑名空襲を語り継ぎし 命の事情」。「命」に視点を置き、戦争でないがしろにされる人々の命と、虐待で奪われる現代の子どもの命を重ね合わせ、その貴さを訴える。劇中に桑名空襲体験者5人の経験を朗読形式で織り交ぜて進めていく。
劇団すがおは、地域に根ざした劇団を目指して61年に結成。市内で年1~2回の公演を催してきた。
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桑名空襲を題材にした舞台は…
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